ART WORKS
Endangered species
絶滅危惧種の動物
2004年、インドネシア・スマトラ沖地震のニュースを知った佐藤潤はその時描いていたマレーシアの森とマレーバクの絵を前に大きな衝撃をうけます。「動物たちはどうしているだろう、マレーバクは津波からうまく逃げただろうか。」動物たちの為に何かしなければいけないという思いが募った瞬間でした。今日、絶滅危惧種の動物たちがおかれている現状は大変厳しい状況です。佐藤潤は作品を描くことで絶滅危惧種の動物たちの魅力を伝えてゆきたいと考えています。
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南群星
2018年 1303×1620mm
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不死鳥図屏風
2018年 1700×1800mm (二曲一隻)
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方舟路屏風
2012年 1560×1560mm (二曲一隻)
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コーヒーべルトアニマルズ
2016年 530×727mm
ANIMALS andgood luck motiefs
動物と吉祥
「吉祥」とは「めでたいしるし、良い兆し」をさす言葉です。七福神や宝船、松竹梅などの吉祥図案は今も、和装の柄や器物の文様、正月や七五三の祝いの場で見ることができます。しかしその反面、現在では使われることが少なくなった吉祥も数多くあり、その中には動物や植物がモチーフとして使われている物も少なくありません。古来より人は自然との関わりのなかで、様々な願いを動物や植物の姿に託してきました。そしてそれらを描き、身の周りに置くことで、生活を豊かで幸せなものにしようと試みてきたのです。佐藤潤は古くから花鳥画のなかに描かれてきた吉祥のほかにも、諺、昔話、郷土玩具など、動物にまつわる縁起物を「動物吉祥」と名付けて数多くの作品を描いています。
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架鷹図
2018年 3l5×430mm
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虎の子
2019年 3l5×430mm
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馬尽し
2018年 380×530mm
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昇龍図屏風(金・銀)
2018年 1485×1394mm
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四神図
2014年 360×1000mm (四点組作品)
Japanesque
ジャパネスク
お正月の海老や鯛、ひな祭りの犬筺、端午の節句の鯉のぼり、七夕の笹やカササギ、重陽の菊など日本の節句や行事には多くの動物や植物が登場します。佐藤潤は日本の動植物を通じて歳時記や節句に興味をもち、2006年より極細の竹紙製の短冊にジャパネスクシリーズの制作を開始します。2008年、制作当初より節句や室礼の取材、勉強に協力を頂いていた伊部寿夫氏が代表を務めるギャラリー「The 14th Moon」にてジャパネスクと銘打った展覧会を開催します。会場には短冊に描かれた作品一点一点に伊部氏による繊細な室礼があしらわれ、大変人気の展覧会となります。2013年8月にジャパネスクシリーズは海を越え、パリでの展覧会に出品されます。佐藤潤の描く日本の歳時記は海外でも高い評価をうけ、パリ凱旋展となった同年9月の「The 14th Moon」での展覧会以降は全国の展覧会場で発表されることとなります。
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左から:懸蓬莱図、節分図、花雛図、灌仏会、鯉幟図、紫陽花
左から:七夕図、踏唄図、重陽図、恵比寿講、紅葉図、除夜の鐘
ジャパネスク
各 370×70mm
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雪月花
各 370×70mm
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五節句
2019年 各135×340mm
A Buddist painting
仏画の世界
仏画の歴史は非常に古く、仏教が伝来した飛鳥時代に始まり、以後絶えまなく近代まで様々な形で描き続けられてきました。過去から現在に到るまで多くの名だたる絵師や画家が取り組んできた仏画の世界には造り手を虜にする魅力があると佐藤潤は考えています。仏画では問題の内容や画報に宗教的な決まりや約束事が数多く存在します。仏教特有の規約を踏まえて描かれた仏画には独特の様式美があり、見る者に安堵感を与えます。
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釈迦三尊像
2014年370×600mm (三点組作品)
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涅槃図
2014年 1500×2700mm
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二河白道
2013年 1500×7800mm
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