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佐藤潤オフィシャルブログ

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氷河期の時代の鹿は大きかった。


新潟三越での個展に出展する新作「Deers」。
鹿の絵です。
中央に描いているのは、氷河期の時代(200万年前〜1万2000年前)に
マンモスなどと生きていた鹿、
オオツノシカです。
最大のものでは肩高約2.3m、体長3.1mに達した大型のシカで
角の差し渡しは最大3.6m以上、重量は50kgを超えるといわれています。
もちろん絶滅種です。

マンモスなどもそうですが、太古のロマンを感じさせるオオツノシカですが
この絵では秋の森で鹿の王として神聖な存在として描いてみました。
描いている8種類の鹿の名前は以下の通りです。
中央:オオツノシカ(絶滅種)
中央足下:ジャワマメジカ
右から、バンビ(アカシカの子ども)、
オジロジカ、シフゾウ(絶滅危惧種
左から、ダマジカ、ヌマジカ(絶滅危惧種)、
ミュールジカ(絶滅危惧種

鹿は人と近いところで生きている動物です。
山深いところへいくとドライブコースなどでも鹿を簡単に見ることが出来ます。
本来ならばもっと野趣あふれる角ですが
角の美しいフォルムが美しいので角皮をかぶったままで描きました。

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