GWに京見峠のレストランへ食事に行ったのですが
食事の後に山道を散歩しました。
日陰葛(ひかげかずら)が沢山生えていました。
日陰葛(ひかげかずら)の歴史は古く、
一説によれば、天岩戸の前でアメノウズメが踊った際に、
この植物を素肌にまとったとも云われており、古事記や万葉集にも
登場する植物です。
現在でも神事に使用されており、京都の伏見稲荷神社の大山祭では
参拝者にお神酒とヒカゲカズラが授与されるそうです。
僕も一度は描いてみたい植物だったので、
じっくり手にとって観察しました。
写真などで見ていると華奢な植物かと思っていましたが
触ってみるとしっかりとしておりどちらかというと力強い印象の植物でした。
湿った日陰に生き生きと生えるので精気を感じました。
blog
佐藤潤オフィシャルブログ
- TOP
- blog