短冊・雨竜(あまりょう)
こつこつと絵を描く日々です。
雨竜(あまりょう)は若冲や北斎も描いています。
想像上の動物で龍の一種で天に昇って雨をふらせる竜で、
めでたい前兆をもたらし幸運を呼ぶといわれています。
今回僕が描いた竜の構図は若冲のものです。
足下に魚を描きましたが、これはボラです。
ボラは大きくなるにつれ名前が変わるので出世魚と言われています。
竜にボラを描いたのは、立身出世、それも海を舞台にしたかったからです。
ミニ短冊・雨竜(あまりょう)
「登竜門」と言う言葉がありますが、
これは「竜門」という門を登った鯉が竜になるという中国の言い伝えから
人の立身出世の関門のことを「登竜門」というようになったと言われています。
ですから、ボラではなく、鯉でも良かったのですが、
鯉では舞台が川になってしまうので、
せっかくなら舞台は大きく、海にしようとボラを描きました。
青い竜を精悍な姿に描くことが出来ました。
来年は辰年です。
この竜にあやかり、ステップアップの一年になれば良いなと思います。
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