昨日は重陽の節句でした。
僕のジャパネスクシリーズではこの重陽の節句にちなんだ作品を描いています。
重陽の節句とは、、五節句の一つで邪気を払い長寿を願って、
古来より菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべた酒を酌み交わして
祝っていました。また、菊に綿をおいて、露を染ませ、
身体をぬぐうなどの習慣(花びらや花粉に含まれるビタミンによって
美肌のアンチエイジング効果がある。)
があったそうです。
近年ではあまり祝われることのない節句ですが
平安時代ごろには中国だけでなく、日本でも祝われていたそうです。
宮廷の女性たちの華やかなお祭りだったのかも知れません。
この菊に置く綿ですが、白菊には黄色い綿、
黄菊には赤い綿、赤菊には白い綿を使う
色を変えた小さな綿で蕊(しべ)を作る
という決まりがあるようで
実際にそのようにすると雅やかなのですが、
家に黄色や赤の綿がなく、全部白い綿になってしまいました。
菊は今でも食用にしたりしますから、
その効果はまんざらでもないのかもしれません。
興味を持たれた方は、
菊の御祝いを是非一度楽しんでみては如何でしょうか。
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